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フィールド型スピーカーとはどんなスピーカーですか? =その2=

フィールドコイルに供給する電気は直流です。ご承知のとおり直流は、交流をダイオード、セレン、整流管(真空管)等を用いた回路で発生(整流)させますが、整流された直流は、整流方法、使用パーツ、回路構成等により全く異なった磁場を作り出します。何やら違和感を持つ方もいらっしゃることと思います。多くの方はコイルに供給する電気など定電圧、定電流ならどれも同じと思われますが現実はノーです。その差はケーブルの違いによる音の差どころではなくアンプの違いによる音の差ほど大きなものです。

このことはアンプの電源部に置き換えると分かりやすいと思います。
真空管アンプにおいて、プレート用とヒーター用を独立させて別電源にすると格段にアンプの音質が向上します。或いは単に整流管を上級品に替えてもかなりクォリティーがアップすることはマニアの間では知られています。
こうした電源部の改善効果より更に大きな違いをもたらすのがフィールドコイル用電源の質の差です。何しろ直接スピーカーユニットに作用するのですから、その影響力が極めて大きいことはご理解いただけるものと思います。
私どもが電源製作にこだわるのは以上の理由からです。

入門用としてしられるSachsenwerk製ユニットを連発したシステムを販売されているあるメーカーのように市販の安価なパーツで簡単な電源装置を作ることは容易ですが、結果は単に音が出るだけで本来の鳴り方には程遠い音しか出ません。これではわざわざビンテージのフィールド型ユニットを使う意味合いはないと私どもは考えます。ビンテージユニットを使うことが目的ではなく、その素晴らしい潜在能力をどう引き出して音楽を再現できるかが重要です。

当社ラボでは2ユニットのための電源ですが1930年代のトランス4台(UTC,RCA他)、オイルコン、抵抗、線材(WE製他)、整流管(テレフンケン製)を用いた3ピース構成の電源装置を製作しました。トランスの入手が難しいので数量限定の販売ですがそのユニット制御力は実に見事で音質、表現力、音楽性とも桁違いのパフォーマンスを発揮します。同じユニットでもパフォーマンスの評価は数倍高くなるほど向上します。

「私どもはスピーカーユニットと電源装置をセットにして『ユニット』と捉え、常にベストパフォーマンスが得られるよう最適なチューニングをしております」

当稿をお読みいただいている方の中には初めてフィールド型ユニットに関する記事に接する方もいらっしゃると思いますので念のため取り扱い等について付け加えさせていただきます。
日常の操作は、アンプの電源より先にスピーカー用電源をONにし、アンプの電源を落とした後にOFFにします。これだけのことなので電気に関する知識や特別な経験・技術等は不要ですし、当然のことながら本体を開けて内部を触ったりしない限りは感電の危険もありません(笑)。一般的なアンプのような装置なのでご安心下さい。





=続く=
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