Sachsenwerk 13cm

小田原に転居しようやく思う存分音量を気にせずにSPをフル稼働させています。以前平塚のT様に納品し好結果を得たタンベルク13cmの経験から本ザクセンが気になっていました。
吾システムの定番のテレフンケン5”をこのザクセン13cmに交換してほぼ半年聴きこみました。
最近遠方より視聴に見える方が続き、マーラーなどの結構フィールド型では難しいCDを持ち込まれ、ザクセン13cmでは高音の伸び、中音域のもやもやが気になるようになりました。
季節も良くなったので二日がかりで工事をして、ザクセン13cmを元のテレフンケン5”に換えてみました。

いきなり高音がエンドまで伸びて、同時に新盤CDの重低音が出るようになりました。(要はドンシャリ系になったということです)。

失礼ながらアルニコのハイエンド(GOTO、タンノイ、アルテック、JENSENなど)をお使いの方々には感激していだだけるのではと一時装置のチューニングを完了しました。

CD,アナログ、FM、いずれの音源もチェックしこれで予約待ちのお客様にお聞かせできるはずでした。

その夜、半分まで見ていたDVD「ドンカミロ頑張る」の続きをかけましたが、フェルナンデルの声が変です。
のぺーとしていて喉の奥に引っかかりながら出てくるがさつきが出てきません。耳障りと色気の丁度境目の声が聞こえていたはずでした。

翌日からまたまた二日がかりで工事をして、結果が出ました。
当方のリファレンスであるテレフンケン12”ダブル+5”にザクセン13cmを控えめに足したものが最もよい結果となりました。
勿論、テレフンケン5”は1μFから0.5μFに、ザクセンはテレフンケン12”の後ろに後退させ、高さも以前の1.2mから0.6mに下げ、KT88ppからL6Lppに変えるなど微妙な調整が必要でしたが。

今はフェルナンデルの声も生々しく、CDでマーラーの5番を(装置のチェックのためでしょうか、このCDのリクエストが結構あります)かけても没入できる音になりました。

昨夜フラグスタートのSP音源のCDを300円で落としたのでテレフンケン5”の再調整に挑みます。

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